京都教育大学 教育学部 英文学科 泉 惠美子研究室

科研プロジェクト(EASEL)小学校英語Can-Do評価

小学校英語Can-Do評価尺度(リスト)活用マニュアルについて

科研プロジェクト(EASEL)小学校英語Can-Do評価

 新学習指導要領では、「『英語を用いて何ができるようになるか』という観点から目標を具体化し、小中高を通じて一貫した学習到達目標を設定」することが期待されています。すでに中学や高校では「各中・高等学校の外国語教育における『CAN-DOリスト』の形での学習到達目標設定のための手引き」が文部科学省より配布され、2014年の実施状況調査では、高校で58.3%、中学で31.2%の設定率となるなど、Can-Doリストの活用が浸透しつつあります。
 本研究グループ(小学校英語評価研究会)では、このような背景のもとで、現行の小学校英語活動で用いられているHi, friends! 1 & 2に基づいたCan-Doリスト試案の開発を行いました。目標設定と評価のためだけのリストではなく、「できるようになりつつある」過程を示し、「できる感」を高める、すなわち、自律性と自己効力を促進するためのCan-Doリストをねらいとしています。そのため、具体的にCan-Doリストを用いた活動を設計し、到達目標達成に向けた足場や挑戦的な段階を段階化した4段階からなるCan-Do尺度と、それを児童にわかりやすい形で提示し、振り返りに用いることができる児童用内省シートの開発を行いました。
 また、モジュール(短時間)学習等で用いて、文字や音声への気付きを高めることを意図した「補助教材」であるHi, friends! Plusに関しても、単にワークシートを用いたペンマンシップのような機械的な練習の場としないで、できる感を高める活動となるようにCan-Doリスト試案の開発を行っています。補助教材にもワークシートの最後にCan-Doリストが掲載され、児童による振り返りが奨励されていますが、本リストは児童の内省をさらに深めるために活用することができます。
 本リストはコピーして使うためのスタンダードとしてのCan-Doリストではなく、レファレンスとして、授業の活動設計の参考になることを想定して作成されています。また、本研究グループではリストの持続的な活用支援のための教師用内省シートも開発してます。本リストの活動を足掛かりとして、まずはCan-Do尺度をアレンジしてみるところからはじめ、「できるようになっていく」プロセスを視覚化して、パフォーマンスから逆向きで活動を設計できるようになっていくための一助となれば幸いです。

小学校英語Can-Do評価尺度活用マニュアル
Hi, friends! 1&2 Can-Doリスト試案~

小学校英語Can-Do評価尺度活用マニュアル【別冊】
Hi, friends! Plus Can-Doリスト試案~

小学校英語Can-Do評価尺度活用マニュアル【別冊2】
〜中学校英語教科書接続Can-Doリスト試案〜

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